あいてる窓。ノイズキャンセル。
コロっちゃんの自粛祭りが少しおさまったとき(もっとおさまってほしい)、嫌々ながら出社することになって電車に乗った。都営地下鉄。
そこで一番驚いたのは、人の少なさでも、全員が不機嫌そうなことでもなく、窓が開いていたことだった。
地下鉄って窓開くの知ってました？僕は知らなかった。
「へー開くんだー」って無邪気に思ってたのも発車するまでで、
発車したとたんもう。
すんごいうるさい。
レールと車輪の接触が悪いのか何なのか、甲高い悲鳴みたいな音が鳴り響き続ける。地下だから反響しまくる。
音楽もラジオも一切聞けなかった。
自粛明けの出勤はただでさえ憂鬱なのにこのダブルパンチ。とても苦しい。
そこでちょうど、シェアハウスの管理人さんが「ノイズキャンセリング付きのイヤフォンを型落ちのヤツ安くあげるよー」
と言っていたので、安くなってても多少高かったけどすぐに飛びついた。これ。
もう革命。
ぎゃんぎゃんの悲鳴はほとんどなくなって、ラジオの言葉もはっきり聞き取れるようになった。
街中を歩いていても、トラックややんちゃバイクを煩わしく感じることはなくなったし（100聞こえなくなるわけではなく、すべて一定になる感じ）。自宅での作業中や、本を読んでるときなど、とても集中しやすくなった。音楽を聴いてなくともノイズキャンセリングだけONにできるのも素晴らしい。
知り合いが「都市部で暮らすならノイキャンは人権」と言っていて、話半分できいていたが、実際につけてみたらその通りだった。
だが、今、修理に出すことになって、手元になくなってしまっている。
なくなって改めて地下鉄の音が苦しい……。
はやくきてくれーーーーーー！！
まじでーーーー！！悟空もーーーー！！！
