芋を残した男。
だっさい修飾語ですね。語感が。
いもを残すな。
詳しくいうと「食べ切れると思って買った焼き芋を残した男」
だっっっさ。
僕です。
昼食の時にスーパーで、お弁当でも買おうと思っていたら、焼きいもが店先で売ってまして。
「お弁当ちっちゃいやつにすれば、すごいちょうどいいんじゃないかな。今大分お腹空いてるし、いけるっしょ!」
と思って買いました。
いもを手に取った瞬間にずっしりと手に重みを感じた来た時点で引き返すべきでした。
「焼きいもってこんな重かったっけ…?や、いけるいける。」
いけませんでした。
パンッパンの一本でした。パンッパン。
小さいの選べばよかったのに、戻すのもあれかなとかね、思っちゃって。
食べても減らない。魔法のおいも。
しかも食べ始めた時も小さめのお弁当食べた時点で大分満足してた。愚かすぎる。
「芋を残すのは語感が間抜けっぽいから嫌だ、嫌だ」と思い続けてたけどだめでした。
僕は芋を残した男になりました。
いも残し。おいも残し。
いもって語感が、ずるい。いも。おいも。
残した焼きいもは包み紙に戻して包んでおいて食べました。
冷えてしっとり感が増してこれはこれでおいしい。
むしろこれが正しい食べ方なのかもしれない。半分ずつゆっくり食べるいも。
正解だから恥ずかしくない。
おいしいおいもを自由にたべよう。